小児アレルギー外来

小児アレルギー外来

　アレルギー専門の小児科医による完全予約制の外来を第3週水曜日と毎週金曜日に行っております 。

　食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(通年性・季節性)などの疾患の診療を担当しています。

対象疾患

• 食物アレルギー

  必要に応じて血液検査によるアレルギー検査やプリックテスト、食物負荷試験(入院/外来)などを行い、患者様やご家族と相談しながら安全な量から摂取していけるように食事指導を行います。エビペンの処方や学校書類などの記載も行っています。

• 気管支喘息

  アレルギー等が原因で気道に慢性のアレルギー性の炎症が起こって咳や呼吸困難を起こす病気です。環境整備を行うのと同時に、ガイドラインに則り、症状の程度に合わせて内服薬や吸入薬を組み合わせて治療を行います。

• アトピー性皮膚炎

  小児期のアトピー性皮膚炎は、治療介入が早いほど治りやすく、ほかのアレルギー疾患の増悪も抑える可能性があります。かゆみによる集中力の低下や、不眠、精神的な負担もあります。生活指導とともに内服薬・外用薬、注射薬などを組み合わせて、一人ひとりに合わせた治療を行っていきます。

• アレルギー性鼻炎

  スギ・ヒノキにより引き起こされる季節性のアレルギー性鼻炎、またはダニやハウスダストにより引き起こされる通年性のアレルギー性鼻炎に対して、内服薬や点鼻薬などで症状を和らげる治療を行います。また、アレルゲンに対して体が過度に反応しづらくする目的で、5歳前後以降を目安に、アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法)も行っています。

診療体制

　※予定につき当日変更となる場合もありますことをご了承ください。

担当医

小児科 副部長　米田　真紀子 滋賀医科大学平成19年卒 日本小児科学会認定小児科専門医・指導医 日本アレルギー学会認定アレルギー専門医