画像診断技術部門 画像診断装置
一般撮影装置3台(フラットパネルシステム)
最新のフラットパネルシステムを使用し、様々な部位のX線画像をより低線量で高画質になるよう努めて提供しています。
マンモグラフィー
マンモグラフィー検診施設画像認定を取得しており、女性の診療放射線技師が検査を担当しています。 検査時は、乳房を挟みながら圧迫をして撮影します。 そのため痛みを伴うこともありますが、これは病気を見つけるうえでとても大切なことです。 月経1週間後に検査を受けて頂くと比較的痛みが少ないとも言われています。しかし、我慢できない場合には遠慮せず担当技師にお伝えください。
回診用X線装置
状態が悪い患者様の病室や手術直後に手術室でX線撮影を行うための回診用X線撮影装置です。
X線CT(Aquilion ONE PRISM 320列)
CT検査はテーブルを動かすと同時にX線管が体の周りを回転することで断面像として画像を得ることの出来る検査です。
取得した断面像から縦・横・斜めなど任意の画像が作成可能で骨や血管などの3D画像や脳血流解析、内臓脂肪解析などをワークステーションを使用し作成することも出来ます。
また、心電図を装着して心臓を流れている冠動脈の撮影も可能です。
CT操作室 | ワークステーション |
MRI(1.5T)
MRI検査は、CT検査のようにX線を使用しないのでX線による被曝がありません。
強力な磁場と電波を利用し画像化する検査です。
しかしMRI検査はいくつかの注意が必要です。
- 体内に金属がある場合は検査が出来ないことがあります
- 体動に弱く検査中に動くと診断可能な画像が得られません
- 狭い場所(ガントリー)に入り、検査中に大きな音がします
- 検査時間が長い(検査内容にもよりますが)20分~40分必要です
詳しくは検査時に担当技師が説明させて頂きます。
血管撮影装置(フラットパネル)
カテーテルと呼ばれる管を血管内に入れ、目的とする血管にX線画像を見ながら挿入して血管の形態や血流の状態を造影剤と呼ばれる薬を使用して撮影します。
また、心筋梗塞や脳動脈瘤など様々な血管内治療も行っています。
医師、看護師、診療放射線技師が協力し、検査、治療に携わっています。
X線透視装置
X線透視装置は、胃のバリウム検査や内視鏡を使った消化器領域の検査や治療、整形外科では骨折を整復したりする時など連続的にX線画像を観察しながら使用する多目的なX線装置です。
骨密度測定装置
骨密度は骨の強さを判定するための指標です。
骨密度検査では骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの程度あるか歯測定し若い人の平均値と比較して何%あるかで表します。
測定方法はいろんな方法がありますが、当院ではエネルギーの低い2種類のX線を使用し(DEXA法)片方の前腕部分で測定します。