外来化学療法室
外来化学療法室とは
外来治療室は、通院で抗がん剤治療をはじめとする薬物治療を行う治療室です。
外来化学療法室の概要
治療室は7床(ベッド5台・リクライニング椅子2台)で運用しています。
ご利用は予約制となっています。
外来化学療法を安心して受けていただくために
外来で化学療法が受けられるように、医師・看護師・薬剤師が中心に安全・確実な治療を提供することで、患者さんはQOL(生活の質)や自分のライフスタイルを保ちながら治療を行うことができます。
チームによる医療
- 外来化学療法に携わる職種としては、医師をはじめ看護師、薬剤師、栄養士、医療事務など多職種で連携を取り合って実施しています。
- 安全に抗がん剤を投与するために抗がん剤の投与法(レジメン)は一括管理され、抗がん剤の調製も薬剤師が行っております。新規抗がん剤のレジメンは診療科からの申請後、各診療科の代表と業務に携わる看護師、薬剤師などから構成される化学療法委員会にて検討・承認を経て速やかに使用できるようにしています。
- 抗がん剤治療中は看護師が患者様とのコミュニケーションを重視した看護を行っています。また、専任薬剤師にはがん治療に関する認定・専門資格を有する薬剤師1名が在籍しています。
近隣の医療機関の皆様
当院では、外来腫瘍化学療法診療料3の届出を行っている他の医療機関において外来化学療法を実施されている患者様が緊急時に受診できる体制は確保しておりません。
緊急時の対応について
下記の症状が出現した場合には、外来化学療法室にご連絡していただき、外来受診を検討してください。
- 38℃以上の発熱がある。
- 咳、のどの痛みがでる。
- 排尿時の痛み、血尿、頻尿、残尿感がある。
- 嘔吐が一日に何度も起こる。吐き気が長期間続く。
- 何も食べられない、水分もとれない。
- 激しい下痢が起こったときや、下痢が長く続く。
- 長引く便秘やおなかが張って苦しい。
- 口内炎の痛みが強くて食事や水分がとれない。
- 皮膚のかゆみや赤み、じんましんなどが起こる。
- からだがだるくて日常生活が行えない。
電話相談
治療中や治療後の体調不良、その他のトラブルについては24時間体制で対応しています。平日8:30~17:00は外来化学療法室スタッフに、夜間・休日は救急外来にご相談ください。
病院代表番号:0774-54-1111
「診察券番号・外来化学療法室で治療を受けている○○(氏名)です」とお伝えください。