リハビリテーションセンター
当院で実施しているリハビリテーション
1.入院時のリハビリテーション
当院では、急性期リハビリテーションと回復期リハビリテーションを実施しております。
急性期リハビリテーションは、発症直後より医師の指示の下、早期ベッドからの離床などを目的とし、廃用症候群(安静にしていることにより2次的に出現する障害)などの防止に努めています。
回復期リハビリテーションは、平成18年9月1日より回復期リハビリテーション病棟を開始し、充実した設備とスタッフ(医師・看護師・リハスタッフ・社会福祉士など)で、患者さんの社会や家庭への早期復帰を全面的にサポートし、集中的なリハビリテーションを実施します。
2.外来リハビリテーション
厚生労働省の通知により、リハビリテーションにおける日数制限が、平成18年4月1日より設けられました。主としてその期間内の患者さんが中心となりますが、治療目標をしっかりと立て、治療・訓練を実施致します。
3.地域リハビリテーション
- 訪問看護ステーション「きづ川はろー」、訪問看護ステーション「萌木の村」のリハビリテーションスタッフの充実を図り、訪問看護などとともに、訪問リハビリを積極的に実施しております。
- 介護老人保健施設「萌木の村」、リエゾン「萌木の村」、リエゾン「健康村」、リエゾン「久御山ひしの里」の介護保険制度施設のリハビリテーションスタッフの充実を図り、地域の皆様の健康づくり、介護予防を積極的に実施しております。
- 当院は、山城北圏域支援センター事業(京都府山城北保健所の管轄)より協力病院としての指定を受けております。城陽市を中心とし、地域リハビリテーションがスムーズに実施できるよう、取り組みを行っております。
- 城陽市より住宅改良相談業務事業の委託を受けており、実施しております。
在宅復帰に欠かすことのできない適正で的確な住環境の改修・改造や福祉用具の選択のため、相談に応じております。必要に応じて、訪問サービスも実施致しております。
今後とも様々な、地域活動に積極的に参加させていただけるように努力してまいります。
4.その他のリハビリテーション
失語症相談・高次脳機能障害相談
「失語症」とは、脳出血や脳梗塞、頭部外傷などによる大脳の損傷によって、脳の中にある言語中枢が障害を受けて起こる言葉の障害のひとつです。人によって症状の現れ方はさまざまです。
当院にてリハビリテーションを受けておられる患者さんに対して、相談に応じております。