外科
治療方針
外科では、良質で安全な医療を効率的に地域に提供することをコンセプトに診療を行っています。
最新技術を導入
体にやさしい最新手術である腹腔鏡を用いた大腸手術を導入しています。
腹腔鏡手術は直視下に手で臓器を触って手術するのではなく、カメラを挿入しておなかの中をモニターに映し出し、さまざまな器具を使って病巣部を摘出する方法です。この手術は、腹部の傷が以前の方法よりかなり小さく、病巣を取り出すための4cmほどの傷とその他の器具挿入のための小さな傷数か所で行うことができます。
患者さんの利点は傷跡が目立たないこと、癒着が少ないことなどがありますが、すべての患者さんに対応できる手術方法とは限りませんので、医師とよくご相談ください。
地域の方々のニーズに合った医療を
外科的疾患の急患については何時でも診察をし、必要に応じて救急手術を含めた治療ができる体制を取っています。また、乳腺疾患の診察・治療に関しては予約制にしてなるべく待ち時間が短くなるよう努力しております。
高価な設備の整った大きな病院や大勢のスタッフがなければできない医療もありますが、他の医療機関とも連携をし、地域の住民の方々の生活を考えた地域に合った医療を目指しています。
主な疾患
消化器病(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肛門)の良性・悪性病変、肝臓、胆嚢、胆管、膵臓、脾臓の病変。
乳腺の良性・悪性腫瘍、胃・十二指腸・大腸などの穿孔、急性胆嚢炎、急性胆管炎、急性膵炎などの急性炎症性疾患、急性虫垂炎(いわゆる盲腸)。
一般の外傷、熱傷、自然気胸その他。