京都府城陽市の京都きづ川病院 京都中核の病院として、診療機能充実、地元医療機関との連携を目指します。

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きづ川病院
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麻酔科

麻酔科

麻酔科

 手術の際に行われる麻酔科医による麻酔は、ただ単に患者さんを寝かせているだけではありません。手術という大きな侵襲から患者を守っています。

 本来、手術は治療上必要とは言いながら痛みや苦痛などを伴うものです。それにより血圧の大きな変動や炎症反応などが起こり、心臓などの重要臓器に負担を掛けことになり、その苦痛の記憶から精神的負担を強いることになります。

 手術の際の麻酔は鎮静薬や鎮痛薬、神経ブロックなどの手技を駆使して、手術による痛みや苦痛といった大きな侵襲から患者を守る方法です。

 麻酔を行う時は、事前に種々の検査を行ったうえでリスク評価を行い、患者さん個々に最も適した麻酔方法を選択し、安全に手術を受ける環境を整えます。手術中は、呼吸・循環など生理学のプロである我々麻酔科医が常に監視しています。

 術後の痛みへの対処は、背中から細い管を入れる硬膜外麻酔、神経ブロック、持続的静注法などを患者さんが受けた手術に応じて選択し行います。

 

麻酔分類別件数

 当院は麻酔科認定病院です(1998.06.15~)。麻酔科専門医が常勤し、適正かつ安全な麻酔関連業務を遂行し得る病院として、日本麻酔科学会の審査を経て、認定されております。

 今後も当院は、地域の皆様により安全で質の高い麻酔が提供できるよう、研鑽に努めてまいります。

  2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
全身麻酔 555 451 523 463 443
硬膜外麻酔 163 40 31 14 4
脊椎麻酔 15 47 46 41 31
伝達麻酔 123 107 91 102 140

スタッフ

 

麻酔科
統括部長 山下 智充

京都府立医科大学 平成3年卒
日本専門医機構 麻酔科専門医
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医
日本ペインクリニック学会認定専門医

 

非常勤医師

京都府立医科大学より派遣

 

ご協力のお願い

救急救命士による気管挿管実習

 当院は救急救命士挿管病院実習受入施設となっています。救命士の技術能力の向上は、地域において命を守るために必要なことです。実習に際しては、麻酔科医が常に監視しながら行い、実習に伴う操作以外の処置などは全て麻酔科医が行います。これらの事情を踏まえて、ご協力をお願いいたします。

 

学会等認定施設